まだまだ風の冷たいコペンハーゲンでの熱い週末が終わりました。
北欧ならではのケルティックデザインのタトゥーや文化をふんだんに強調した第一回コンベンション”
Copenhagen Ink Festival”は、レべルの高いアーティストたちと多くの来場者に恵まれました。
震災から数週間、海を渡った海外のタトゥーシーンでできることを模索した中、先輩ジャーナリストで、
TATTOO BURST本誌にも記事を提供している
トラベリン・ミック氏と協力して、今コンベンションより「HOPE for Japan」というチャリティー活動を始めました。
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HOPE for Japan!
日本への思いを込めて「HOPE」という文字のTATTOOを彫ったら、その施術代を寄付すると言う物です。
彫られる方は、Tattooで気持ちを表して募金をし、彫る方は時間と針とインクを提供するという仕組みです。
日本に希望(HOPE)を持って欲しい!
希望を受け取って欲しい!
海外の人達の思いを届けたい!
そんな願いを込めてのチャリティー企画です。
ワンポイントタトゥーでのチャリティーとは、いかにも欧米らしい考え方だと思いますが、これで国内外のより多くの方に意識してもらって、すこしでも助けになればと思っています。
コペンハーゲンのコンベンションでは、すでに下記のアーティストの方々に参加して頂きました。
■Volko氏, Simone氏,
Buena Vista Tattoo Club (ドイツ) -本誌
Tattoo BurstVol.51にて特集
■Boris氏,
Boris Tattoo (ハンガリー)-本誌
Tattoo BurstVol.50にて特集
■Derek Baker氏,
Metal Machine Tattoo (ケープタウン)
■George Mauridis氏,
Tattooligans (ギリシャ)
■Jo Harrison氏,
Modern Body Art (イギリス)
■Lasse Sjörros氏,
Individual Ink (フィンランド)
■Pino Cafaro氏,
Elektrik Revolver (ドイツ)
■Andy Engel氏,
Andy's Tattoo & Piercing studio (ドイツ)
■獅龍氏,
Ryu family(新潟)
■Carlos Torres氏,
Carlos Torres Art (USA)
他にも多くの方々が、ご参加、ご協力してくださいました。
ありがとうございます!
積極的な宣伝活動をしていないにもかかわらず、この週末に4つの「HOPE」が生まれました。
引き続くコンベンションでも更なる活動を続けていきたいと思います。
また、活動を通して、タトゥーを彫らなくても寄付をしたいと言うアーティスト、サプライヤーの方々からも募金を頂きました。
全ての寄付金は、いったん4月に帰国した際に両替をし、日本にてしかるべき団体様に届けます。
また、日本から参加を希望されるアーティスト、ショップの方々、大歓迎です。
是非ご一報ください。
今回は、ドイツ、
Buena Vista Tattoo Club のVolko氏の"HOPE"をご紹介します。
引き続き、参加アーティストのご紹介、仕上がったHOPE等の報告をさせていただきます。
また、下記の活動も続いています!
■東北地方太平洋沖地震による被害に対する 支援について
Yellow Blaze, SHIGE氏より販売Tシャツとポスターの売り上げ寄付活動
■Tattooers for Japan
Third Son Tattoo, Dave Allen氏よりタトゥー・アーティスト、ショップのための日本支援サイト
■Stand With Japan
彫たか氏と
Chad Koeplinger氏によるオリジナルTシャツ販売
参加ご希望の方、お気軽に
tattoo_burst@excite.co.jpまでメールをください。お手伝いさせていただきます!